日本の油田 2008 5 17

 知らない人が多いかもしれませんが、
日本は、産油国です。
 もちろん、産出量は微量で、国内自給率は1%にもなりませんが、
明治時代には、石油王と呼ばれた人もいました。
 現在、産出量が多いのは、
北海道の勇払(ゆうふつ)、新潟県の岩船沖、南長岡です。
秋田県にも油田がありますが、小さな油田が多いと聞きます。
 こうした零細な油田は、1990年代に原油価格が低迷した関係で、
廃業となった油田が多かったと聞きます。
日本も、地域によっては、原油価格の低迷に苦しんだのです。
1998年12月、WTIは、1バレル10.72ドルだったと思います。

 最近、原油価格の高騰で、原油を増産すべきであるという声が強くなっていますが、
日本も、原油を「増産」する必要があるのでしょうか。

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